研究室の引っ越し

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人生というのは何が起こるか分からないもので、このたび2度目のIターン就職をすることになりました。

異動となると家と研究室の2件分の引っ越しをしないといけなくなるわけですが、特に厄介なのは研究室の引っ越しです。6年前のほぼUターン就職では、年末近くに公募が出てから年明けすぐに面接を経ての教授会承認という流れだったため、諸々の作業を年度末近くにドタバタとやることになりました。家と研究室の両方の引っ越しを一人で1ヶ月程の期間にやりきるには無理があるわけで、研究室の撤収作業は半分もできませんでした。そのため研究室は夜逃げ状態で出ていき、前々職の同僚の皆さんに多大な迷惑をかけることとなりました。1

今回の異動は早々に決まっていたため、研究室の撤収もさらっとできるもの…と思っていました。が、現実というのはそんなに甘くはありません。前任校では通常業務に引き継ぎ作業も加わって慌ただしくなたり、調整の問題で搬出・搬入の予定がたてにくかったり…で、結局、片付けや梱包の作業や業者の手配がなかなかできませんでした。今回の引っ越しで特に大変だったのは、後者の点です。学校によっては新任教員用の荷物の仮置き場が確保されていたりするかもしれないけれど、 前任者の荷物の搬出と清掃作業の後に後任が引っ越してくるという心太方式になるのが一般的な気がします。そうだとすると、内定が出る時期がいつだろうと研究室の引っ越しはギリギリにならざるをえず、そんなスケジュールでも対応できる方法をとるしかないのでしょう。

そんなこんなで、今回の研究室の引っ越しでは宅急便を利用しました。大量の荷物を見積もりといった手続きなしで比較的リーズナブルに長距離で送ろうとすると、宅急便しか思いつかなかったのです。宅急便での複数個輸送で対応できたし、それが妥当なのだろうと思います。

が、落ち着いてみると、サマリーポケット(宅配型のトランクルームのサービス)のようなサービス2をもっと駆使すればよかったかも…と思ったりしています(家の本などは早めに梱包して預け、引っ越し先に送るようにした)。一定期間は預けないと引き出しに追加料金がかかるのですぐに必要なものを送るのには適してはいませんが、長距離移動になる場合にはこうしたサービスを使うほうが割安になるかもしれません。

次に長距離の引っ越しをするとしたら定年退職をして田舎に戻る時のはずで、持ち物の多くを断捨離することになると思います。当面先の未来のことではあるけれど、その時になってあわてふためかないよう、家も研究室もモノの増やしすぎに気をつけながら暮らしていきたいものです。

  1. 仲良くしてもらっていた教職員の皆さんに、ごみかもしれないものも含め、研究室の荷物の一切合切を着払いで送ってもらった。 ↩︎
  2. https://pocket.sumally.com/lp/invite?invitation_code=7YT0Z0# ↩︎

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