wordpressを使ってみようと思いたって開設したはいいが、何か書くかと思った時には使い慣れたはてなについ戻ってしまい、このページは放置してしまっていました。放置したままで一年を終えるのもどうかと思うので、こちらで2023年を振り返ろうと思います。
振り返り:仕事
担当授業は通常の5コマ(専門科目3コマ、教養科目2コマ)に、基礎ゼミナール1(前期のみ)、オムニバスの担当が前期2コマ(1つは期末試験の採点がメイン)・後期1コマ(科目の取りまとめも担当)、卒論指導は4名。非常勤は2校で1コマずつ。今年度は大学院科目非開講とならなかったおかげで何とかまわしたけれども、文字にして冷静に見てみると、授業担当は多い気がします。校務が増えていくなかで研究活動をしていくには、減らせるものは減らしていかないとな…。
校務は委員会1つと英語科教員の窓口担当。4月に昇格してしまった関係で、人事関係のお務めと全学のよく分からない何かを拝命することになりました。窓口担当になったのが影響したのか、「私は今、徳を積んでいる」と自分に言い聞かせなければやってられないほど(最後の方は言いきかせてもやってられなくなったけれども)、雑用をふられることが多うございました。
振り返り:研究
旧Twitterで何度もつぶやいていたように、本格的にやる気が行方不明になった一年でした1。特に前半はぐだぐだで、本を読んでは書くという営みを続けられている友人知人の様子を見聞きしては焦りを募らせる…という状況でした。そんなわけで今年の成果は少なく、共著1(学会の論文集)、海外での学会発表1、刊行予定の論文が1つでした。
振り返り:その他
今年の大きな出来事として、奨学金の返済(免除職2という御礼奉公)が秋に終了したことがあります。専任になって15年が経ったこと、そして、高級外車を買えるくらいの額になった奨学金のことをもう心配しなくてよいことに感慨深くなりました。
私生活では変わったことはなく、非モテの道を極めております。
2024年に向けて
仕事面ではまず、“「徳を積んでいる」と言いきかせなければならないようなことはしない”をスローガンとして生きていきたいと思っています。立場上そうもいかないこともあるでしょうが、仕事は増やしすぎないようにしたいです。
仕事を増やしすぎないようにした分のエネルギーは研究活動に費やし、口頭発表の活字化が最低限のノルマで、発表や執筆の活動も精力的に行っていきたいです。
精力的に研究活動をしていくには心身の健康が不可欠なので、ここも留意したいところ。特に精神的に消耗してしまわないように小まめに自分を労ることを意識し、きちんと資本投下をしようと思います。
- 研究とは無関係のところで思うところがあり夏から秋にかけてカウンセリングを受けたのだけれど、そこで指摘されたことがやる気の行方不明のもとになっていたのだと思われます。業務や生活がこなせているから大丈夫ということではないのです。小まめに自分を労ることって大切。 ↩︎
- ギリギリ引っかかる世代だったため、私は免除職の仕組みを利用することができました。非常勤では対象にならないため、就職活動中は精神的に追いつめられました。とはいえ、この仕組みがなかったら、庶民の自分が大学院への進学を考えることはなかったはずです。教員・研究職希望の子が経済的な理由で高等教育をあきらめずに済む仕組みとして、この制度はぜひ復活させてほしいものです。 ↩︎
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