悲報:フライト時刻を勘違いしていた。空港についた時には、搭乗が終わっていたよ。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 3
1時間遅い時間(=羽田行きの時間)がすり込まれていたため、「朝ご飯を食べられるわ〜」と余裕綽々で空港に到着してみれば、すでに搭乗終了していたという間抜けすぎる幕開け。羽田乗り継ぎの便のチケットを取ることができたため、懐を痛めながらも事なきを得る。
思いこみって怖い!
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 3
うさぎ写真に慰められつつ、新千歳まで来ることができたぞ。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 4
朝からやらかしてしまったために汗だくで会場入り。そんな状況で迎えた学会一日目の様子は以下のとおり。
昨日のメモ。まずはPoeの”The Syche Zenobia“についての発表。時計と断頭とフランス革命のつながりを、「陥穽と振り子」を経由させて提示。鍵語はrevolution。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
さらに、Suky Snobbsというゼノビアの名前を起点に「モルグ街」も見ながら階級が論じられ、ゼノビアのセクシュアリティから所有の問題へ。所有はフランス革命で争われたものであり、革命が引き金となって南部人が不安を感じるようになっていたもの。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
ポーの作品とフランス革命との関係を丁寧に追った発表でした。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
2つ目はMelvilleの”The Piazza”をアメリカによる太平洋の帝国化という点から読み直すというもの。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
この作品の設定となっている1848年が、カリフォルニアでの金の発見により太平洋が開かれたのとなった年であることを指摘。ここから、アメリカによる開国ク(交易を通じた「文明化」)のレトリックを示したうえで、そのようなアメリカの姿勢がこの作品でどう描かれているかが論じられました。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
鍵語は”japanese junks”という家の喩え。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
要綱を読んだ時にはどこで開国とつながるのか予測ができなかったのだけれど、聞けば「なるほど」と膝を打つ、刺激的な発表でありました。Japanとjapanese junksの違いを問うた質問も。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
3つ目は、大井浩二先生の19世紀の女性作家の作品についてのご発表。『緋文字』でヘスターはmutual happinessに基づく男女の関係が築かれるようにと願ったわけだけれど、そういう関係性が同時代の女性作家の作品でどう模索されているのかが示された。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
20年ほどのスパンの作品を概観して見えてきたのは、「生活のためには生得の自由を明け渡すほかない」という状況は20年経っても変わらない(?!)ということであったり。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
今回取り上げられていたのは、結婚(相互理解の伴わない関係)にネガティヴな評価を下している小説。結婚を上がりとしない小説がかなり書かれていたということには驚き。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
今回の発表で取り上げられた作品は・・・
Alice Cary, Hagar: A Story of To-day (1852)
Caroline Chesebro’, Isa, a Pilgrimage (1852)
Mary Gove Nichols, Mary Lyndon: Or; Revelations of a Life. An Intimate Autobiography (1855)
Lillie Devereux Blake, Southwold: A Novel (1859)
—, Fettered for Life; or, Lord and Master: A Story of To-day (1874)
大井先生、齢80とは思えぬ現役感。すごい。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
勘違いにより飛行機に乗り損ねるという事件を起こした1日目はこんな感じでした。夜は支部および某学会の先生方とジンギスカンなど。二次会の前半まで参加。発表をしていなくても社交ってできるかも…と、思った夕べでした。
— へっぽこ (@heppokoteacher) 2014, 10月 5
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