話し方訓練に通っていた頃に「”extensive reading”をして日常的な表現をもっと入れなさい」と言われたほろ苦い経験、はたまた、英語教育関連の研究にも取り組むよう言われたという事情から、多読に興味があります。多読を取り入れた学校では、成果が出ているそうだし。
そんなわけで、多読学習の理屈をこちら(↓)で学習。
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和訳の際の”返り読み”のようなことが混乱を招いて文章の理解を妨げてしまうといったことは確かにあるけれども、いわゆる”文法”を敵視しすぎではないかという気もします。5文型の徹底とか文構造の分析はそこまで悪し様に言われることでもないんじゃないの…と。まあ、英語学習者としての経験に基づく感慨なのですが。とはいえ、「量ありき」という点には賛同。私の場合、納得(というか体得?)できるだけの量をこなせれば”文法”は有効と考えているからなので、著者の立場とは違いますが。
全面的に賛同できるわけではないのですが、インプットを増やすという意味でも、学生の英語に対する意識を変えるという意味でも、試してみる価値はあるかもしれません。本の選定などもありますし、とりあえずは自分が実験台になり、楽しめるのかどうかみてみようと思います。
そんなわけで、「キャラは知っているが、実は読んでいない」という児童文学を風呂読みする今日この頃。
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